« 千住5丁目の「梅の湯」 | トップページ | 事故ったことあんのか?! »

2006年1月29日 (日)

旅の宿

お気楽で尻軽な日常生活を送ってはいるものの、やはり年に1度位は
職住が接近している江戸から「逃亡したい」衝動にかられるもので、
毎年9月に遅めの夏休みを1週間ほど取るのが、このところの恒例
行事となっています。そして、必ず東北方面、とりわけ青森あたりを
ひとり旅する。

数年前まで、定宿のように利用していたのが、八甲田山のやや南に
ある蔦温泉旅館です。吉田拓郎の「旅の宿」の歌詞にでてくる宿は
この蔦温泉旅館のことです。山の中の素朴な一軒宿で、温泉が
透明で非常に気持ちよくて、携帯電話がつながらなくて(←少なくとも
3年前までは)、交通も結構不便、と逃亡するにはもってこいの
ロケーションです。なにより宿のひとたち(ナカイさんや番頭さんたち)
が実にやさしくて、不愉快な思いをした記憶がない。

十数年前にはじめて蔦温泉旅館にお世話になって、それから毎年の
ように通うようになってすぐ、住み込みで働く番頭のジイサン(←実は
名前を訊いていない)と、なんとなく仲良くなりました。
この番頭のジイサンは当時で70歳位だったか、ちょっとコワモテ
だけど気さくな人で、リピーター客の顔をすべて覚えていて、かなり
名物オヤジだったから、昔から蔦温泉旅館を利用していたひとたち
だったら、みんな知っているはずです。

いつのことだったか、蔦温泉旅館で1週間くらいを過ごした夏休みの
最終日、江戸に戻るためのバス待ちをしていたワイに、ジイサン
宿にある作業部屋の窓から「おいでおいで」をするので、近寄って
いったら、リンゴをむいて渡してくれました。武骨な手で一生懸命に
皮をむいてくれた、あのリンゴの味を、きっと忘れない。

tsuta-oyajiたぶん8年前の夏休みに撮った
ジイサンとワイのツーショット写真
蔦温泉旅館の玄関にて




この番頭のジイサンは、たしか4年前にやめてしまったので、
もう二度と、会うことが叶わなくなりました。
そして東北新幹線が八戸まで開通した頃から、宿全体の雰囲気も
ちょっと変わってしまったような気がします。うまくいえないのですが
ひとり旅で泊まるには、ちょっと敷居が高くなったような感じです。
きっと、思いすごし、なのでしょうけれど・・・

去年・おととしと下北半島を旅して見つけた「旅の宿」については、
あらためて書きたいと思います。

へば!ないすでぃ~!!

|

« 千住5丁目の「梅の湯」 | トップページ | 事故ったことあんのか?! »

コメント

どーもー。おばんです~。
遊びに来ました。
五所川原のみうらです。
五所川原方面もいい温泉とかあるんで、
遊びにきてけろ~!(きてくださ~い)
また遊びに来ます。へば~!

投稿: 五所川原みうら | 2006年2月 2日 (木) 18時34分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 旅の宿:

« 千住5丁目の「梅の湯」 | トップページ | 事故ったことあんのか?! »